感染症時代から依存症時代へ

2021.10/26

まあ、でも、しかし、私が危惧しているのは…

現状を観てると、コロナ不安より、アルコールや社交への依存が勝つような気がする。
みんな、誰かと、話したい(onlineではなく、直に会って、話したい)。
結局、もともと飲み歩く人は、飲み屋さんに行ってる、半端な自粛ゆえ、逆に。

みんな、さびしんぼ。

そして、感染症時代が収束したら、依存症時代の幕開けになるのではないか…

依存症時代。

つまりは、アルコール、ニコチン、ギャンブル、炭水化物、スマホ、ゲーム、社交、性(セックス)…、それらへの依存度が、国民全体に高まるだろう。

もし、コロナさえ、起こらなかったら、たとえば、とある製薬会社が開発・販売した某節酒剤をはじめ、さまざまな製薬会社が、依存症に関する薬剤を開発・販売していたのではないだろうか。

その節酒剤は、本当は、市販後調査などで、徹底的に、副作用と薬効をデータ化し、ゲーム依存にまで、某製薬会社では、薬の適応拡大を目指していたようであるし(製薬会社のこういうところも、ある意味、怖いですが(苦笑))。

が!

ご存知の通り、この度のコロナで、薬の宣伝ですら、出足をくじかれ、今、一歩。

しかし、いずれにしろ、依存症の対応、癌治療の進化、抗認知症薬の開発、このへんが、コロナ収束後、医療におけるキーワードになるのかな、と思う。


監督 池谷 龍一

カテゴリ